やっとアカデミー賞受賞のこの映画を観ることができました。

実話をもとに黒人の天才ピアニスト(劇中では心理学なども学んでいる)がイタリア系のワイルドな運転手(用心棒)と共に黒人差別の露骨な南部へあえてコンサートツァーに出るというもの。最初はお金のために気の進まなかった運転手が、いかにピアニストを守り、そしてピアニストも運転手に影響を与えていくかというその中でお互いを反発しながらも認め合っていくストーリーが心を暖かくしていきました。特にピアニストが怒りを抑えてクールに会話を進めていくところなどはとても興味深く引き込まれました。
それにしても理不尽な人種差別。
グリーンブックという黒人専用のガイドブックを頼りに様々な街に行き、様々な辛い目にあってしまいます。観ているこちらも辛くなります。こんな時代に勇気を持って挑んだ主人公と彼を守る運転手とのやりとりがとても泥臭くておかしくてほっこりもしました。

いい映画を観ることで心の新陳代謝が行われるような気がします。




Posted by naopon  at 23:06Comments(0)

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