2014年02月20日

芥川賞 「穴」

昔、なぞなぞで「あるのにないものなあに?」というのがあり、答えはたしかドーナツの穴!だった記憶がある。この小説に出てくる穴はまさにそんなイメージ。あるのにないもの。ないのにあるもの。心のなかにはあるもの…。
 限りなく現実に近い架空の存在。どこまでが実在の登場人物かどこからが見えない存在なのかちょっとミステリアスで面白かった。


Posted by naopon  at 22:27Comments(0)